こんにちは。塾長の沖津です。
お久しぶりの投稿になってしまいました。。
さて、1月26日27日は
都立高校の推薦入試でした。
数年前から、推薦入試の選抜方法が変わり、「集団討論」と「作文」がメインになりました。
集団討論とは、どのようなものなのでしょうか。
受験生が4~5名程のグループに分けられ、討論を行います。
監視役として先生が1,2名ついています。
同じ中学校の生徒が同じグループになることはほぼ100%ありません。
集団討論が始まると、そのグループの中で進行役を1名決めます。
決め方は、グループ内で話し合って決めたり、立候補であったりと様々です。
(学校によっては、進行役を決めずに自由に発言したり、
先生が進行役になることもあります。)
進行役が始まったら、その人を中心に討論が始まります。
その議題は、「私たちはなんのために学ぶのか(日比谷)」
「飲食店やコンビニエンスストアの24時間営業についてどう考えるか(三田)」
「携帯電話・スマートフォンの使用時間について(新宿)」
「文化祭の生徒会企画をきめよう(目黒)」
などです。
中学生らしい議題や、経済的な議題まで様々です。
そのため、一般的な知識も必要になってきます。
そして、討論中は、進行役の方が1人1人話を振っていき、1人ずつ意見を言っていきます。
それに対して反対意見を唱えたり、賛成したりと、討論が進んでいきます。
進行役がいない場合は、自由に発言するようになるので、積極性や協調性も求められます。
そして、最後にはグループで1つの意見をまとめ、結論を出して終了です。
これが集団討論のおおざっぱな概要です。
得意不得意が分かれる受験ですね。
推薦入試なので、内申点ももちろん必要ですが、多少内申点が低くても
集団討論や作文でカバーすることはできます。
一般入試しか考えていない中学2年生の皆さん、チャンスが1回増えると思って
都立の推薦入試も考えてみてはいかがですか。