have toとmustの違いと使い方について徹底解説

 

こんにちは。

 

今回は、have toとmustの違いと使い方について解説していきます。

 

have toとmustは同じ意味合いを持ちますが、微妙なニュアンスの違いがあります。

 

参考程度に最後までご覧いただけると幸いです。

 

それでは、例文を交えながらhave toとmustの違いや使い方について解説していきます。

 

have toの使い方について

 

have toは、「~しなければならない」とmustと非常に近い意味合いを持つ英単語です。

 

have toは下記のようなニュアンスで使用される英単語です。

 

・規則やルール

・客観的なイメージ

 

例文を交えながら、解説していきます。

 

例文

 

I have to study English.

英語の勉強をしなくちゃ。

 

I have to sleep early tonight.

今夜、私は早く寝なければならない。

 

以上のようにhave toを使うことができます。

 

イメージとしては、”周りの状況・背景”です。

 

「英語の勉強をしなくちゃ。」

自分の意思というよりかは、

「試験があるから勉強をする。」、「学校で決まられているから勉強をする。」などの状況や規則などの客観的な理由から「英語の勉強をする」ようなニュアンスになります。

 

「今夜、私は早く寝なければならない。」
も同じく自分の意思というよりかは、何かしらの理由で早く寝なければいけない背景や状況を汲み取ることができます。

 

have toを使いこなすには、周りの状況・背景”のイメージをし、客観的な物事(外部要因での義務)なのかどうかを見極めることが重要になります。

 

ちなみに、英語圏ではhave toを話し言葉として非常に頻繁に使用します。

 

have toの否定形は、don’t have toになります。

 

意味は、「~しなくていい」です。

 

have toの否定形は、「〜してもいいが、〜する必要がないので〜しなくていい。」というニュアンスになります。

 

don’t have toの否定形の使い方は以下の通りになります。

 

例文

 

You don’t have to make supper.

夕食を作らなくていいよ。

 

「夕食を作ってもいいけど、夕食を作る必要はない。作らなくてもいい。」といったイメージで使うことができます。

 

have toを使う際は”周りの状況・背景”、つまり客観的な物事(外部要因での義務)なのかどうかを考慮することで、より適切な使い方を選ぶことができるようになります。

 

否定形のdon’t have toは、規則やルールなどでの強制的な「〜してはいけない」というイメージではなく、「〜することは不必要だから〜しなくてはいい。」というイメージで使い分けることができるようになります。

 

参考程度に覚えていただけると幸いです。

mustの使い方について

 

mustも「~しなければならない」と「have to」と同じく、非常に近い意味合いを持つ英単語になります。

 

mustは下記のようなニュアンスで使用される英単語です。

 

・命令的なイメージ

・主観的なイメージ(意思や考え)

 

例文を交えながら、解説していきます。

 

例文

 

I must study English.

英語の勉強をしなくちゃ。

 

I must sleep early tonight.

今夜、私は早く寝なければならない。

 

以上のようにmustを使うことができます。

 

イメージとしては、”話し手の意思や考え方”です。

 

mustは話し手の意思や考え方が含まれたニュアンス表現になります。

 

「英語の勉強をしなくちゃ。」
話し手の意思や考え方が含まれています。「英語の勉強をしたいからする。」のような意思や考え方がイメージできます。

 

「今夜、私は早く寝なければならない。」
も同じく、話し手の意思や考え方が含まれています。
話し手が自分自身に対して、早く寝ることを言い聞かせているイメージです。

 

ちなみに、英語圏ではmustは書き言葉として使われることが多いです。
規則や注意書き、説明書などの書き言葉などでmustの文面をよく目にします。

 

mustの否定形は、must notです。省略系は、mustn’tになります。

 

意味は、「〜してはいけない」です。

 

規則やルールに対して許可されていないことを表し、「〜してはいけない」というニュアンスが強くなります。

 

否定形の使い方は以下の通りになります。

 

例文

 

You mustn’t swim here.
ここで泳いではいけません。 → 規則やルールで許可されていない

 

mustは、”話し手の意思や考え方”のニュアンス。
否定形のmustn’tでは、”規則やルールに対して許可されていないことをしてはいけない”というニュアンスで使うことができます。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

今回は、have toとmustの違いと使い方について解説しました。

 

have to

”周りの状況・背景” 客観的なイメージの義務

 

must

”話し手の意思や考え方” 主観的なイメージの義務

 

I have to have a hair cut. → 客観的

髪を切らなきゃ。(客観的に規則やルールがあって髪を切らなきゃいけない状況や背景が読み取れる)

 

I must have a hair cut. → 主観的

髪を切らなきゃ。(主観的に話し手が髪を切りたい意思がある)

 

否定形の場合は、下記の通りです。

 

don’t have to

規則やルールなどでの強制的な「~してはいけない」というイメージではなく、

「~してもいいが~することは不必要だから~しなくていい。」というイメージ

 

mustn’t

規則やルールに対して許可されていないことを表す、「~してはいけない」 というイメージ

 

You don’t have to drink that.

あなたはそれを飲まなくていいですよ。

(「~してもいいが~することは不必要だから~しなくていい。」というイメージ)

 

You mustn’t drink that.

あなたはそれを飲んではいけません。

(規則やルールに対して許可されていないことを表す、「~してはいけない」 というイメージ)

 

これらの微妙なニュアンスの違いを理解し、使いこなせるようにしていきましょう。

 

確認問題を下記に作成したので挑戦していただけると幸いです。解答は一番下に記載しています。

 

確認問題

 

You __ read this book.
The exam is next week.
この本読まなきゃいけないよ。来週試験があるからね。

 

I __ exercise more often.
エクササイズをもっと頻繁にしなくちゃ。

 

We __ show our passports when we board the airplane.
飛行機に乗るときは、パスポート見せないといけません。

 

I __ clean my room. It’s so messy.
部屋の掃除をしなきゃ。かなり散らかってるんだよね。

 

解答

 

You ”have to read this book.
The exam is next week.
(”周りの状況・背景” 客観的なイメージの義務)

 

I must exercise more often.
(”話し手の意思や考え方” 主観的なイメージの義務)

 

We have to show our passports when we board the airplane.
(”周りの状況・背景” 客観的なイメージの義務・規則やルール)

 

I must clean my room. It’s so messy.
(”話し手の意思や考え方” 主観的なイメージの義務)

 

 

 

 

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