2021年になって、目標を決めた人も多いのではないでしょうか?
今回は確実に結果を出す目標設定の仕方について書きます。
目標設定の仕方
結論から書くと以下の3つを意識して目標を設定すると、挫折することが少なくなります。
・ゴール 中・長期目標 短期目標と分けて考える
・SMARTの原則を取り入れる
・計画に余白を入れる
詳しく解説します。
ゴール 中・長期的な目標 短期目標と分けて考える
まずは、最終的なゴールをどこにするのかを決めましょう。
そこから、そのゴールを達成するためには何ができていなければいけないのかを逆算して長期的な目標、短期的な目標、今日の目標と細分化します。
例えば受験生であれば、最終的なゴールはほとんどの方が第一志望合格でしょう。
次に、志望校に合格するためには入試本番で何点をとらなければいけないのか、〇月までに〇点以上をとれなければいけないのか、というような中・長期的な目標を考えます。
中長期的な目標を達成するために、一週間単位の短期的な目標を定め、最後にワーク〇ページ、英単語〇個覚える等今日の目標を決めます。
このように大きな目標を最初に設定してから細分化していくことで、作りやすくなります。
しかし、抽象的な目標を設定してもあまり効果が無いため、次に書くことを参考にして下さい。
SMARTの原則を取り入れる
SMARTの原則とは実際に企業でも取り入れられている目標設定の仕方で、目標を明確にするために重要な5つの単語の頭文字をとった言葉です。
・Specific(具体的に)
「成績を上げる」「苦手教科の克服」といったような抽象的な言葉では、達成できたかどうかが分かりません。
また、具体的な目標の方が行動がとりやすくなります。そのため抽象的な目標、計画であれば、明確で具体的な表現や言葉に変えて下さい。
・Measurable(測定可能な)
目標の達成度合いが分かるように、数値で表せるのであれば、数字をなるべく入れましょう。
例 数学のテストで90点以上とる。
内申点で38以上とる。
・Achievable(達成可能な)
目標は、簡単すぎても良くないですが、絶対に不可能な内容でも目標として意味がありません。その目標が現実的に達成可能かどうかを確認して下さい。
・Related(関連した)
短期的な目標がいつの間にか、中長期的な目標とあまり関連していない目標になっていないを確認して下さい。
また、中長期的な目標でもモチベーションを上げるために、達成した後の自分を想像して、ワクワク感やプラスの感情と関連づけて設定しましょう。
・Time-bound(期限がある)
期限が決まっていないと集中力やモチベーションが下がってしまうので、締め切りを決めましょう。
中長期的また短期的な目標もなるべく明確にするために、どちらもSMARTの原則を取り入れましょう。
計画に余白を入れる
挫折しないために一番大切なことは、計画に余白を入れることです。
ぎちぎちに予定を詰めてしまうと、アクシデントや予定通りに進まなかった時に対応できません。
計画を作るときはあれもこれもと、詰め込んでしまいがちですが、途中で軌道修正できるように余白を入れてください。
具体的には、1日の中で1時間は何もいれない、一週間に一日もしくは半日は自由な時間を作るという感じです。
もしも計画通りに進んだのなら、計画以上に勉強を進めてもいいですし、好きなことをやる時間にしても良いと思います。
計画通りに進まなかったら、やらなければいけないことを優先順位をつけてやったり、計画を変更しましょう。
目標、計画を立てた後の注意点
注意点として、目標、計画を立てるだけで満足して勉強しないという状態になってしまう事があります。
また、計画を立てて「あとはやるだけ」「いつでも勉強できる」という意識になってしまい、勉強しなければいけない危機感も薄くなってしまいます。
危機感を忘れずというのは難しいかもしれませんが、計画を立てて満足せずにそこからの行動が本番ということを忘れないでください。
今回は目標について書きました。
すでに2月になってしまいましたが、新年に目標を立てた人は今回の記事を参考に自分の目標が適切か、今一度確認してみるのはいかがでしょうか。
個別指導塾B-fatは、上野毛駅に近い地域密着型個別指導塾です。
小学生・中学生・高校生の勉強のサポートをします。
上野毛・等々力・二子玉川地域で塾をお探しの方は、ぜひとも足を運んでみてください。
講師ともどもお待ちしております!
◇無料体験授業・学習相談のお申し込みはこちら↓
◇B-fat公式HPトップはこちら↓