「疲れている時などに勉強すると、すぐに眠くなってしまう」

 

「昼ご飯を食べた後に睡魔が襲ってくる」

 

こんな悩みを持っている人は多いのではないでしょうか？

 

今回は睡眠と学習の関係について書きます。

睡眠をとらないとどうなるのか

 

眠りの重要性を知ってもらうために、就寝が遅いと学習能力にどのように影響するのかについて説明します。

 

 

・記憶が残りにくい

 

人間は眠っている時に記憶の固定をしているといわれています。

 

そのため、睡眠時間が足りてない場合、せっかくたくさん勉強しても覚えにくくなってしまうのです。

 

 

・集中力が低下する

 

睡眠を十分にとらないと集中力が低下するため、ケアレスミスに繋がります。

 

簡単な計算でも寝不足の時はミスをすることが多くなりますよね。

 

ちなみに個人的には数学のテストの前は必ず、十分な休息をとってから臨むようにしていました。

 

 

・免疫力低下

 

いくら勉強が大事だからと言って就寝時間を削って、心身が壊れてしまったら元も子もありません。

 

また長期的な視点から見ても、学習時間が確保できなくなってしまって損です。

 

特に受験生は身体が資本。よく眠ることによって、かぜやインフルエンザなどのウイルスに負けない状態で過ごすことが大事です。

 

他にも睡眠不足になるとストレスが溜まったり、論理的思考能力が低下したりと様々なデメリットが考えられます。

 

また『基礎講座　睡眠改善学』によると小学生の学習能力と睡眠の関係性を調べたところ、睡眠を多くとっている子供ほど、成績が高いというデータが出ているんです。

 

睡眠の重要性がわかったところで、次に睡眠を活かして効率的に学習を進める方法について二つ書きます。

 

睡眠を最大限に活かした学習方法

 

①寝る30分前〜1時間前に覚えたいことを見直す

 

 

寝る直前の記憶は、次の日頭に残りやすいということを聞いた人もいるのではないでしょうか。

 

事実、脳研究者で東京大学薬学部教授の池谷裕二氏も就寝前の1時間は記憶の質が高まり、極めて学習効率が高い時間だと断言しているんです。

 

そのため、布団に入る30分前～1時間前にその日学習した内容、もしくは覚えたい内容をサラッと復習するだけで

 

効果的に記憶力アップが期待できます。

 

学習内容は、英単語や日本史など、記憶を要する科目がおすすめです。

 

また、次の日の朝、起きたらすぐに復習することでさらに知識が身につきやすくなります。

 

 

②15分～30分程の昼寝をとる

 

 

昼ごはんを食べた後の、5時間目の授業は眠くなりますよね。

 

これは全身の血流が消化吸収を助けるために胃腸に集まり、脳への血流が一時的に不足することが原因とされています。

 

つまり、人体の構造的にご飯を食べた後は眠くなってしまうので、あなただけではなく誰にでもご飯を食べた後に睡魔はおそってくるのです。

 

重たいまぶたと必死に闘いながら、知識を頭に詰め込むのは非常に効率が悪い。

 

そこで、この問題を解決するために15分～30分間の昼寝をとることをおすすめします。

 

短時間の仮眠のメリットは身体の疲労回復だけではありません。

 

脳をリフレッシュさせて集中力や学習能力を上げてくれるという研究結果や自己評価が高くなるというデータもあるんです。

 

実際にスペインや台湾など、海外では昼寝の時間を設ける学校もあります。

 

また2014年に厚生労働省が発表した「健康づくりのための睡眠指針2014」の中に

 

「午後の早い時刻に30分以下の短い昼寝をすることが、眠気による作業能率の改善に効果的」と記載されています。

 

つまり日本でも昼寝は政府公認で、むしろ国が推奨しているんです。

 

しかし、一時間以上の長い昼寝はより眠気が増し、逆に集中できなくなってしまいます。

 

昼寝をする際は、横にならずに座ったまま昼寝をするなど深すぎる眠りにならないための工夫も必要です。

 

 

 

今回は学習と睡眠についての話でした。

 

普段の生活で寝る時間が遅くなってしまっている人もいるのではないでしょうか。

 

特に受験生で睡眠を軽視している人は要注意です。

 

受験は長期戦と言われるように、受験は中間テストや期末テストのように週単位の短い期間ではなく、年単位の話。

 

そのため睡眠をはじめとする基本的な生活習慣を維持することが、志望校合格に繋がります。

 

 

 

個別指導塾B-fatは、上野毛駅に近い地域密着型個別指導塾です。

小学生・中学生・高校生の勉強のサポートをします。

上野毛・等々力・二子玉川地域で塾をお探しの方は、ぜひとも足を運んでみてください。

講師ともどもお待ちしております！

◇無料体験授業・学習相談のお申し込みはこちら↓

◇B-fat公式HPトップはこちら↓