こんにちは。塾長の沖津です。
年々変化が激しくなった来た中学受験の入試制度。
小学生のお子様を持つ保護者の方々はこの変化についてこれていますでしょうか。
変わった入試方法や、変わった入試問題を出題している学校をいくつか紹介したいと思います。
レゴで遊ぶだけで合格!?
聖学院中学校の入試です。
この入試制度は、聖学院が初めて2016年度入試で導入し、今年も続いています。
実際の問題がこちらです。
「自分が得意なことをレゴで表現しないさい。また、出来上がった作品について150字程度で説明しなさい。」
「(複数の国のコメの生産量や天候のデータから、アルコ荷を特定した上で)この国で起きていることの解決策をレゴで表現しなさい。また、出来上がった作品について150字程度で説明しなさい。」
「上の作品に自分が得意なこと付け足し、解決策に自分がどのように関わるかを表現しなさい。」
レゴの創作性と、自分の考えを記述する力とが問われる入試。
幼いころからレゴに触れている小学生は得意とする入試かもしれませんね。
昔話を自分なりの物語に。
こちらは、かえつ有明中学校の入試です。
かえつ有明では、2014年度入試からアクティブラーンニング思考力入試を導入しております。
この入試ではまず、受験生が6人グループに分けられます。
各グループにミッションが与えられ、それにグループで取り組みます。
今回は、この入試で行われたものを1つ紹介します。
「昔話桃太郎において、桃太郎以外の以外を主役にしてストーリーを作り、それをグループ全員で演じる」
というのがミッションです。
数分の準備時間を経て、グループで劇をします。
これが終わるころには、グループに団結力が芽生え、楽しく受験を終える受験生が多いそうです。
この入試では、協調性や積極性、独創性に発言力など、たくさんの力が問われていますね。
おそらく、鬼を主人公にするグループが多いと思います。
その中、「桃太郎を心配して待っているおじいさん」や、「鬼退治に消極的なキジ」など、パッとしない登場人物にテーマを決めてストーリーを考えると
独創性が評価されるでしょう。
ですが、みんなが鬼を主人公にしたいというのに、一人だけキジを主人公にしたい!と駄々をこねていたら協調性がないと評価されてしまうので注意が必要です。
カードゲームが入試に!!
共立女子中学校の入試です。
共立女子dでは、英語インタラクティブトライアル入試が導入されています。
この入試では英語によるカードゲームが行われます。
そのルールは、対になった絵カードをシャッフルし、1人2枚カードが配られます。
自分と同じカードの持ち主を英語の質問によって探し当てるというものです。
絵に直接かかわる質問はNGなので、工夫して質問を考えなければいけません。
英語で質問をするだけではないので、どんな質問にも英語で答えられるようになっていないといけませんね。
紹介は以上です。まだまだ特殊な入試はあります。お子様にあった入試方法を選べる時代になってきているので、
4科目を勉強して知識を詰め込んで受験をするのか、
柔軟な思考力を強化し、様々な入試方法に対応できるようにするのか。
子供が幼いころの親の判断が大事になってきますね。
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