法政大学第二中・高等学校の説明会に行ってきました。

こんにちは。塾長の沖津です。

法政大学第二中・高等学校の塾対象説明会に行ってきました。

法政二中・高は、毎年のようにB-fatからも志願者がいる人気校です。

今回は、私が聞いてきた法政二中・高の全てをお伝えしたいと思います。

最後には、B-fatに通っている法政二高生の現状をお伝えしたいと思います!!

 

 

 

 

法政二中・高までのアクセス

 

 

<電車での通学>

 

【上野毛から通う場合】

大井町線に乗り、自由が丘駅で東横線に乗り換え、

武蔵小杉で降ります。所要時間は15分ほどでつきます。

 

 

【JRで通学する場合】

JR南武線を利用して通うことができます。

JR川崎駅から約12分、JR武蔵溝ノ口から約8分です。

 

 

 

 

<武蔵小杉駅についてから>

 

 

駅から法政二中・高までは、駅から12分の道のりです。

 

 

まず駅に着いたら、南口から降ります。まっすぐ駅構内を歩くと、法政二中・高のポスターが見えてきます。

 

 

 

 

 

 

このポスターを通過すると小杉の町並みが見えてきます。

 

 

 

 

 

 

左手に吉野家、右手に亀谷万年堂が見えるように歩いて行きます。

 

 

この道は、法政通りと呼ばれており、様々なお店が並ぶ商店街になっています。

 

 

しばらく歩くと交差点があります。この交差点もまっすぐです!!

 

 

 

 

 

 

またしばらく歩くと、法政二中・高の案内看板が出てきます。

 

 

 

 

 

 

この案内通りに右に曲がりましょう。

 

 

曲がると、今までの商店街とは打って変わって

住宅街が現れます。

 

 

 

 

 

 

この道をまっすぐ進むと、法政二中・高に到着です!!

 

 

 

 

 

12分間の道のり、お疲れ様でした。

 

 

 

 

法政二中・高の施設案内

 

 

 

 

昨年?一昨年?に完成した中学生が使うグラウンドです。夜間も使えるように、ライトがついていたり、人工芝だったりと私立ならではの施設です。

 

 

 

 

中学生・高校生のクラスがある、時計台塔という校舎です。

理科室などの特別教室は、別の塔にあるので移動教室も多いですね。

 

 

 

 

 

こちらは図書館。きれいに整理された図書館で、生徒がつくった作品が飾ってあったりもします。常駐しているスタッフが2人もいるので、安心ですね。

 

 

 

こちらはホール。講演会や、学年集会で使っているようです講演会場並みの広さときれいさでビックリしました。

 

 

 

 

最後に食堂。カレーや定食や麺類など、メニューは豊富です!

今までは高校生だけが利用可能だったそうですが、今年から中学生も使えるようになりました!!

全生徒分の席数はないですが、多くの生徒がお弁当なので

学食に行って座れないということはないそうです。

 

 

 

法政二中・高、附属校ならではの教育

 

 

 

多くの私立中では先取り授業をしており、中3で高1レベルの授業を行っています。

しかし、法政二中は中学範囲から外れた内容を行いません。

そのため、高校に進学したときに、内部生徒外部生徒を混合してクラスを編成していきます。

大学受験がない附属校ならではですね。

 

 

また、大学受験をしないことが前提なので他の学校のカリキュラムにはない授業も多くあります。

例えば、「地学」、「文型数学」などなど。受験科目には使わない授業で、一般的には育てられない学力を育てていきます。

 

 

他に、自ら考える教育を大切にし、理科の実験を毎年20回以上行います。

毎回の実感に対して、レポートを課し、書く力を育てています。

社会でもレポートを課すことが多く、自ら調べたり、実際に見て観察し、受験勉強ではない、今後必要になるであろう力を育てていきます。

 

 

 

法政二中・高の部活動

 

 

部活動の加入は強制ではありません。ですが、90%の生徒が何かしらの部活動に加入しております。中学しかない部活動・高校しかない部活動・中高共通の部活動があります。

全部活の一覧です。

 

【中学のみ】

科学部

 

【高校のみ】

映画研究部、演劇部、化学部、音楽部、数学研究部、生物部、地学部、鉄道研究部、文芸日本古典研究部、物理部、アメリカンフットボール部、グランドホッケー部、軟式野球部、ゴルフ部、自転車競技部、ソフトテニス部、登山部、バドミントン部、ボート部、レスリング部

 

【中高共通】

カメラ部、社会科学・歴史研究部、意義将棋部、吹奏楽部、美術部、放送部、合唱部、家庭科部、茶華道部、空手部、野球部、剣道部、柔道部、重量拳部、水泳部、スキー競技部、体操部、卓球部、テニス部、バスケットボール部、バレーボール部、ハンドボール部、フェンシング部、ラグビー部、陸上競技部、チアリーディング部

 

 

 

法政二中から法政二高への進学

 

 

 

成績が一定基準に達して入れば二高に進学することができます。「一定基準」というのが難しいところですが、基本的には全員が進学できると思っていて問題ないです。

 

もし、他の高校に進学したいと思った場合は。。。

法政二高への進学権を持って国公立高校を受験することができます。ただし、校内審議ありです!

(国公立高校が不合格でも、法政二高に進学することが可能)

 

他の私立高校を受験する場合は、法政二高への進学権を失います。

 

 

 

法政二高から法政大への進学

 

 

以下の条件をすべて満たすと、法政大学のいづれかの学部に進学可能です。

 

1.10段階中の成績が6以上

(1年1学期から3年1学期までの平均の成績です。)

2.TOEIC Bridge 140点以上

(高校1年から年に2回ずつ受験をしていきます。)

3.基礎的思考力確認テストで一定の評価

(またまた「一定の評価」が難しいですが、3はほぼ全員が条件を満たしています。)

 

 

もし、他の大学に進学したいと思った場合は。。。

法政大学への推薦権を持って受験することが可能です。

こちらは、国公立も私立でも!!

これは魅力的ですね。

ただ、受験用の授業を行っていないので塾・予備校が必須です。

 

 

昨年は、92%が法政大学への進学権を獲得しました

法政大学に進学したのは、全体の85%、他大に進学したのは11%です。

 

 

 

法政二中の入試について

 

 

 

一般入試は2回あります。共学化してから、2月2日と4日で固定されています。また、帰国生入試が1日設けられており、毎年、成人の日の前日となっています。

 

【2月2日】

 

試験科目:国100点、算100点、理75点、社75点

募集人数:男子100名、女子40名

倍率:男子4.0倍、女子5.5倍 (昨年)

合格最低点:男子221点、女子230点 (昨年)

 

 

【2月4日】

試験科目:国100点、算100点、理75点、社75点

募集人数:男子50名、女子20名

倍率:男子4.5倍、女子7.4倍 (昨年)

合格最低点:男子230点、女子236点 (昨年)

 

※追加合格が毎年出ています。ただし、1回2回を両方受験した生徒が対象となります。

 

 

<併願校について>

 

法政二中と併願して受験する私立中学のランキングです。

男子:日本大学、中央大学横浜、法政大学、都市大等々力、関東学院

 

女子:中央大学横浜、法政大学、日本大学、青山学院、東洋英和

 

 

【帰国生入試(1月13日)】

試験科目:国100点、算100点、保護者同伴の面接

募集人数:男子10名、女子10名

倍率:男子1.9倍、女子1.5倍 (昨年)

合格最低点:非公表

出願資格:海外在留期間が1年以上かつ、帰国が小3の3月以降

帰国入試の内容は、一般受験と変わりません。なので、6年生まで海外に住んでいた受験生は、受験勉強ができないので合格は難しいそうです。

ただ、一般入試より難易度は低く、計算問題や漢字・語いの問題の割合が多くなっています。

 

 

 

<WEB出願>

 

「未来コンパス」という出願サイトを法政二中・高も利用しています。

出願をする前に、一度確認しておくとよいでしょう。

 

未来コンパス

 

 

 

 

法政二高の入試

 

 

二高の入試は、書類選考と学科試験によるものの2つあります。法政二高といったら書類選考ですよね!!

 

 

 

【書類選考】

 

募集人数:男子200人、女子100人

5段階評価だけで評価が決まります。

男子は、4.1.女子は4.3は欲しいですね。

4.3あれば合格できるという訳ではなく、出願者を成績順に並べ、上位者から合格を出していくものとなります。

単願の入試になるので、男子であれば上位100名に入っていないといけないということです。

そのため、毎年必要な内申点が変化します。

12月中に合否が決定するのは魅力的ですね。

 

 

【一般入試】

募集人数:男子75人、女子60人

年々難しい入試となっています。併願校で、早慶が増えてきています。

 

 

 

B-fatの二高生の現状

 

 

法政二高3年生の生徒がB-fatに在籍しています。

現状の前に、その子の紹介を。

その子は、中3からB-fatに通っており、書類選考で法政二高を目指していました。

3年1学期の内申点は、9科で36

到底書類選考には届かない点数でした。

でも法政二高は諦めきれず、夏休みと1学期を使って必死に勉強して内申点を上げようと努力していました。

 

その結果、3年2学期には9科41まで伸びました!

そして無事、法政第二高等学校に書類選考で入学することができました。

 

 

 

それでは、その子の現状を少し。

法政二高で2年過ごしました。その中で、その子はすごく楽しそうに通学しています。受験がないので、ストレスなく部活に励んでいます。ちなみにサッカー部なので、とても忙しいです。

忙しい中でも毎週何かしらの課題が課されるので、それをこなすのに必死です。

 

最近出された課題を紹介すると、

「宇宙人にカレーライス作り方を宇宙人に教えるためにはどうすればよいですか。手順を丁寧に書きなさい。」

 

「江戸の食文化について知りたいことをまとめなさい。」

 

「毎月1万円の積み立て貯金をしています。年利が2%で複利の場合、10年後には預金残高はいくらになっているのでしょう。」

 

 

今月だけでも、このような面白い課題が課されます。答えがない課題の方が多いのが特徴です。

 

その子は法政大学の学部選びで迷っています。学部ごとの説明を聞く時間や大学見学はあります。

しかし、その生徒がどの学部が合っているのか、本当に行きたい学部はどこなのかなどを指導する、キャリア教育が少ない気がしています。

 

ただ法政大学に行けるからという理由だけで進学するのではなく、法政大学の何学部に興味があるのかをあらかじめ考え、法政二中・高の何に魅力を感じているのかをきちんと親子で話をすることが

充実した学生生活を送るために必要かと思います。

 

 

 

法政大二中・高に興味がある方、受験を考えている方、

B-fatでは、学習のプラン作成はもちろん、学校の説明や入学後の指導まで手厚く行っています。

 

法政二中・高についてもっと詳しく知りたい方はお気軽にお問い合わせください。

 

 

法政二中・高の保護者対象では貰えない資料もお渡しすることができます。

 

 

そのご予約は、こちらより

学習相談をお選びください。

 

 

 

 

 

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