こんにちは。塾長の沖津です。
ついさっき、高校3年生がお母さんと一緒に合格報告をしにきてくれました。
本当にうれしかった。生徒は涙目で「ありがとうございました」を繰り返し、
お母さんにも「本当にお世話になりました。ありがとうございました。」と言っていただきました。
私も興奮が冷めやらないままブログを書いています。
彼女がB-fatに入塾したのは今年の4月。
それまでは別の塾に通っていましたが、講師との相性が合わないことや、成績が全く上がらないことを理由にB-fatに転塾してきました。
当時は、ちょうど ”無料体験授業2週間受け放題キャンペーン” を行っていた時で
「今は体験授業中だから丁寧にしてもらっているけど、これからもこんなに丁寧にしてもらえるのかが心配」
彼女はそうもらしていました。
そんな心配を振り払うことができたのが、体験授業後にあった
定期テスト対策授業。
最初は、学校の内申点を上げて推薦で大学合格を狙っていましたので、学校の成績向上が必須でした。
テスト勉強をするにあたって、彼女の弱いところや、定期テストの傾向を研究して、彼女の為だけの授業を徹底的に行いました。
その徹底ぶりに信頼をしてくれたのか、それ以降の定期テストや夏期講習の際は、こちらが提案したプラン通りに行って頂きました。
そんな中、夏前に滑り止めの学校を見学しに各地を回っていた時
彼女にとってすごく魅力的な学校が見つかりました。
受験まで半年となったとき、彼女は志望校を変えました。
それが、結果的にはいい判断だったのかもしれません。
彼女が志望したのは、静岡農大学校。
あまり聞き慣れない名前かもしれません。
彼女は、農業高校に通っているので、将来農家になるための学校を志望しました。
農大学校は、全国各地に40以上ありますが、静岡農大学校は入学するのが難しい。。
まず、入学者のほとんどが地元の人。そして、地元に土地を持っている人。
そういった人が優遇され、合格が決まります。
つまり、地元の受験生は、テストの点数が合格点に満たなくとも土地を持っていることで合格できることも多くあります。
ただ、彼女は静岡に住んでいない。静岡に土地もない。。
絶望的な不利な状況。。
さらに、最終的に公表された倍率は4倍以上。
県外の受験生と考えたら、10倍くらいの難しさです。
夏休みから入試に向けて国語と数学の入試対策を行っていきました。
入試直前には、過去問を参考に、私が類似問題を何パターンも作成し、それを解きまくりました。
その甲斐あって、何とか合格ラインには乗っていたのですが少し不安が残る仕上がりでした。
そして今日。合格発表の日。
私から電話しようかとも思ったのですが、
報告したくなったら自分からしてくるだろうと思い、
ひたすらに待ちました。
15時を少し過ぎた頃でしょうか。
教室のドアが開き、そこには彼女が。
さらに後ろにはお母さんも。
「こんにちは。」
どことなく、気まずそうな表情。
席に座ると、急に彼女から笑みがこぼれだし、
「先生、合格しました。ありがとうございました。」
私はこの言葉を聞くために塾をやっているんだと改めて実感させてくれました。
絶対的不利な状況で倍率4倍を勝ち取った女の子。
静岡に行っても、受験の経験は忘れずに頑張ってもらいたいです。
東京に帰ってきた時には、教室に遊びも来てもらいたいです。
本当によかった、本当におめでとう。
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