今回は、改訂された中学の国語について書きます。
国語の変更点は大きく2点あり、以下の通りです。
・「情報の扱い方」が新設
・語彙指導の充実
詳しく見ていきます。
「情報の扱い方」が新設
新しく「情報の扱い方」という単元が出来ました。
「情報の扱い方」は、「情報と情報との関係」と「情報の整理」の2つに分けられます。
「情報と情報との関係」は、文章中の情報について関係性をつかみ整理し、理解するために設置されました。
例えば、中1なら原因と結果、意見と根拠など情報と情報との関係について理解することが学習目標になっています。
「情報の整理」は、グラフや図などの資料から読み取り、活用できるよう設置されました。
改訂前の教科書にもグラフや図などはありましたが、今回の改定を受けてより資料の読み取りが重視されます。
また、この改訂を受けて、高校入試でも今までよりも複雑な情報の読み取りが要求される設問が出される事が予想されます。
語彙指導の充実
新しい教科書になり、語彙指導がより充実しました。
この場合の語彙指導とは、語彙の量を増やすこと、語句についての理解を深めることの2つの観点からの充実を指します。
言葉は思考のベースになるため、語彙を増やすことは表現力だけでなく、思考力の向上にも繋がります。
中1では、事象や行為、心情を表す語句
中2では、抽象的な概念を表す語句
中3では、理解したり表現したりするために必要な語句(全ての語句が対象)
が増やす語彙の対象となります。
今回は、改訂された中学の国語について書きました。
グラフの扱い方や語彙指導などは今までもやっていましたが、より深く学ぶことにより、教科間の連携の手助けになるという目的があります。
例えば、「情報の扱い方」で培われる資料の読み取りは、他教科でのグラフや図などの問題にも応用できます。
また先ほども書きましたが、言葉は思考のベースになるため、使える語彙を増やすことは国語だけではなく、全ての教科に影響します。
次回は数学について書きます。
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