こんにちは、講師の久保田です。
次の入試からいよいよ大学入学共通テストが実施されるようになります。
従来のセンター試験と比べ、共通テストは思考力・判断力・表現力を図るのにより適した作りになっています。
そのため、私立大学の中にも共通テストを大幅に利用する大学が多いようです。
今回は、特に受験を考えている人が多いと思われるGMARCHにおいて、どのような対応がなされるのかをご紹介します。
大学入学共通テストの特徴
・6教科(国語・地理歴史・公民・数学・理科・外国語)
・数ⅠAの試験時間が60分から70分に
・リスニングとリーディングの得点比率が1:4から1:1に
教科や科目については従来のセンター試験と変更はありませんが、
思考力・判断力・表現力がより明確に試される内容になったことが分かります。
当初、国語と数学ⅠAで記述問題を導入するとされていましたが、記述問題はなくなることになりました。
※国語について、「現現」「現現古」「現古漢」はまだすべて同じ試験時間とされています。
※数学ⅡBは60分なので要注意。
数学では、数学的な問題過程を重視するとしており、事象から数学的問題を見いだし、解決の見通しを立てることや、解決過程を振り返り得られた結果を活用することが求められます。
そのための「考える時間」を考慮した試験時間となりました。
国語では、これまでのセンター試験では「評論」「小説」が題材となっていましたが、共通テストでは「論理的な文章」「文学的な文章」「実用的な文章」を題材とするとされました。また、大問ごとに一つの題材で問題を作成するのではなく、異なる種類や分野の文章を組み合わせた問題を検討するとしています。
また、新しい制度ということもあり大学によって共通テストの利用方式が大きく異なるということも特徴的です。
受験方式について知らないということが不安の種となって、
試験に不利に働いてしまうことも考えられます。
自分の受ける大学の受験方式を事前に知ること、
そして対策をしっかりとたてることがとても重要です。
では、早速GMARCHの今年度の入試方式を確認しましょう。
GMARCHの入試方式
- 学習院大学
・共通テストを利用した試験を実施
・大学独自の試験も通常通り実施
※以下の学科では共通テストを利用した入試は実施しない
経済学部 経営学科
理学部 物理学科 / 生命科学科 / 数学科
文学部 日本語日本文学科 / 心理学科
- 明治大学
・共通テスト利用試験を実施
・商学部の共通テスト利用試験で数学が必須化
- 青山学院大学
・一般入試の種類は以下の3種類
①一般選抜(個別学部日程)
②一般選抜(全学部日程)
③大学共通テスト利用入試
この3方式のうち、③だけでなく①でも共通テストが大学の独自試験と併用される
(共通テストが必須)
※経済学部、文学部、理工学部の一部だけは①の独自試験のみ、共通テストは利用されない
※②の全学部日程では共通テストは利用されない
- 立教大学
・個別学部日程が廃止され、全学部日程が5日間行われる(文学部を除く)
・全学部日程の英語において、「共通テスト」または「過去2年間の外部試験」の成績が利用される
※共通テスト・外部試験の両方を提出することもでき、
その場合はより高い成績を利用
⇒外部試験を受けていない場合は、文学部を除いて
一般入試を受ける際には共通テストを必ず受験しなければならない
- 中央大学
・共通テスト利用試験を実施
・共通テスト・大学の独自試験を併用する方式もある
- 法政大学
・共通テスト利用試験を実施
その他、英語の外部試験の導入についても大学によって対応が大きく異なっているので、その情報を含め表にまとめてみました。
なお、受験生の主体性を図る目的で導入をささやかれていたJAPAN e-Portfolioは、運営が停止されることとなりました。
分からないことがあれば遠慮なくB-fatの講師陣に聞いてください。
もちろんGMARCH以外の大学についての情報についても。
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