【首都圏の中学受験】近年の動向とその対策

 

こんにちは、講師の久保田です。

先日、大井町の品川翔英で行われた塾向けの中学受験セミナーに参加してきました。

今回は、そこで聞いた近年の中学入試の動向と、中学受験を考えるうえでどのような対策を行うべきかを書きたいと思います!

 

2020年の中学入試では、新タイプの入試が多く導入されました。

 

①得意科目選択・特化型

⇒私立中入試の多様化が進む中、今年も得意科目選択型入試に志願者が集中。その中でもバリエーションが広がり、4科から3科、4科から2科、英語を含む5科1科などの、多彩な得意科目選択型入試が人気を集めました。

 

②新タイプ 適性検査型

⇒私立中の「適性検査型(総合型・論述型・思考力型・自己アピール型)入試」の導入校数・志願者数が増加。

 

③新タイプ 英語(選択)

⇒私立中の「英語(選択)入試」の導入校数・志願者数が増加。

 

④新タイプ プログラミング

⇒プログラミング入試やプレゼン型入試など、偏差値の関わらない試験を取り入れる学校が登場。

 

では、今後の中学受験はどうなるのでしょう?

動向は大きく分けて次の通り。

 

ⓐ難関校・準難関校・都心部の有名大学付属校の志願者増加

⇒難易度の高い学校への強気のチャレンジ傾向・大学入試改革への不安と高大連携教育への期待。

 

ⓑ「午後入試」実施校のさらなる増加

⇒午後の「1科試験」新設も含め、午後入試はさらに多様化。

 

ⓒ各科目で「思考力」を問う出題が増加

⇒従来の4教科で「思考力」「記述力」を問う出題が増加。

 

ⓓ私立中入試の多様化

⇒プログラミングやプレゼン型入試など、従来とは違った評価軸による「新タイプの入試」が増加。

 

ⓔ国立大学附属中にも「適性検査」導入へ

⇒東大附属・学芸大国際に続き、お茶の水女子大附属でも導入されました。

 

ⓕ公立一貫校も適性検査で英語を出題

⇒大宮国際では「適性検査」中に英語を出題。英語教育が見直される中、公立の中高一貫校でも英語を出題する学校が増えることが予想されます。

 

以上が今後も継続すると思われる中学受験の動向です。

大学受験の新テストでもそうですが、中学受験においてもやはり、知識だけではなく思考力を問う入試にシフトしているようです。

難しい問題に対して、すぐに知識を教えて解決しようとするのではなく、辛抱強く考えさせたり、10人くらいでディスカッションさせたりなど、思考力を育む教育方法を実践していく必要がありそうです。

 

B-fatでは解答根拠を明確にするため、正解した問題でもその理由を確認しています。

通常の授業から、思考力を育むためです。

中学受験をお考えの皆様、B-fatで一緒に合格を勝ち取りましょう🌸

 

 

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