こんにちは。塾長の沖津です。
本日は久しぶりの学校説明会。
成城学園中学校・高等学校に行って参りました。
上野毛からのアクセスは良く、二子玉川からバスが出ています。
二子玉川から成城学園前駅までバスで20分ほど。
その後、駅から成城学園の敷地までは3分くらいですが、敷地に入ってすぐにあるのが成城大学。
中学校・高等学校の校舎はそこから5分くらい歩きます。
敷地の中は緑がいっぱいでとても広く、学校生活を過ごすにはとてもいい環境だと思いました。
私が大学生の時、なぜか成城大学の友人が多く
よく成城大学までよく遊びに行っていました。成城大学の学生に混じって授業を受けていたのが懐かしいです。
成城学園は今年で100周年を迎えたとても歴史のある学校です。
それに伴って、中高の校舎が新しくなりました。
成城学園と聞くと、セレブがいく学校、お嬢様お坊ちゃん学校というイメージも強いと思います。
しかし、今日の説明会に行ってそういうわけではないこと知りました。
100年前、成城は今みたいな高級住宅地ではなかったようで、
東京都の中では物価がとても安かったみたいです。
その時に設立者が膨大な土地を買って学園をつくりました。
何十年もあとに、成城付近が勝手に高級住宅地となっていったようです。
学校の歴史を聞くと面白いものですね。
他に成城の特徴として、東京23区では唯一
幼稚園から大学院まで同じ敷地にあるそうです。
それをワンキャンパスと呼ぶそうです。
ワンキャンパスの利点を生かして、中高生が大学の図書館を利用したり、体育館やグラウンドを共有したり
大学生が中高生の学校イベントにボランティアで参加したりしているそうです。
それが理由か、成城大学生と触れ合うことで、成城大学への進学を決める高校生も多いみたいです。
成城大学へ進学する生徒は卒業生の55%程。
残りの45%は他大学を受験しています。
内部進学ができる条件はとても緩いので、普通に学校生活をしていればだれでも成城大学へ進学することはできます。
中学校から高校からも、成績に「1」がない限り進学できます。
高校2年生の時にクラス分けがあり、
「内部進学」「受験理系」「受験文系」の3つのコースに分かれるそうです。
内部進学クラスでは、バイオリンの授業や、ハングルなどの第二外国語の授業など、自由研究のような授業が充実しています。
受験クラスでは、完全に受験に向けた授業を行っているので、国公立や早慶上智に合格する生徒が多いようです。
合格実績は公表しているのですが、進学実績は公表されていないのでどのくらいの割合が上位校に進学しているかは定かではありませんが。
説明会の最後には、校内見学がありました。
新しい校舎なので、とってもきれいで最新の校舎って感じでした。
案内されたのは150席くらいのカフェテリア、8教室もある理科実験室、6万冊の本がある図書室などです。
授業の様子も少し見ることができたのですが、あまり上品な生徒はいなく授業中にたち相撲をしていたり、服装が乱れている生徒もいたり。
そんな感じの雰囲気でした。
廊下ですれ違う時は、「ちーーーっす」という挨拶と共に、お友達同士でずっと話している声が聞こえました。
とりあえず、仲は良さそうなみんなでした。
法政二高、法政国際、明治学院等を目指している方の滑り止めには良いのではないのでしょうか。