こんにちは。塾長の沖津です。
本日は東京都市大学等々力中・高の説明会に行ってきました。
アクセスとすれば、等々力から徒歩12分ほどですが、
私は上野毛から歩いて行き、15分ほどでつきました。
共学になって7年目を迎え、2期生が卒業がしたところです。
1期生から2期生にかけて、合格実績も上がっており
今後の実績にも期待です。
中学校は5クラス編成(現中1は6クラス)で学力別にクラス編成がされています。
入試の結果でクラスが編成されます。
中学の入試は近年変わりつつあります。
まずは昨年度から始まった、AL入試。
アクティブ・ラーニング入試の略称です。
都市大等々力の「求める生徒像」は、
①与えられた資料を協働して読み解き、深く考えることができる生徒。
②真剣な議論を通じて、多様なものがを認める資質を持つ生徒。
③一つの意見に対して、肯定否定画面から考察できる批判力を持つ生徒。
④協力して、最終的な効果を導こうとする意欲と協調性を持つ生徒。
この生徒像を求めて入試を行っています。
アクティブラーニングの入試なので、
同じ受験生の前で自分の意見を発表できる人
教科にとらわれることのない議題に向き合える人
資料の読み取りが出来る人
こういう受験生が向いている受験生です。
具体的にどういう入試か気になりますよね。
昨年度の入試をご紹介します。
まず最初は、「議題の提示」
「なぜ、貧困が起こるのか?」について、個人で仮説をたてる。
次に「エキスパート活動」
3つの班に分かれて、各班に違う資料が配布される。
そして、「ジグソー活動」
再び班に分かれ、情報を共有し、課題を解く知識を得る。
「最終課題に取り組む」
「貧困を解決するにはどのような支援が必要か?」について、資料2を参考に、個人で解答を作成。
最後に論文テストになります。
班行動でのディスカッションの積極性や、個人の解答や論文で採点がされます。
昨年度は、71名の受験で、15名が合格しています。
次に、今年度から開始される算数1科入試。
まだ概要が決定していないようですが、実施されることは決定したようです。
2/1PMか2/2PMのS特選入試で実施される入試です。
計算力と文章力を問う問題がメインで、通常の入試よりも難易度は高めです。
通常のテストは50分ですが、算数1科入試は65分の入試になります。
また、600字の作文を課すとなっています。ただ、作文の内容は情報公開がされていません。
算数がすごく得意な生徒しか向いていないですね。
この2つが近年で新しい入試です。
入試全体の日程と詳細は以下の通りです。
2/1AM特選特進コース
合格最低点は151点、倍率2.0倍
2/1PMS特コース
合格最低点171点、倍率1.2倍(特選特進へのスライド合格有)
2/2AM特選特進コース
合格最低点は156点、倍率2.0倍
2/2PMS特コース
合格最低点184点、倍率1.3倍(特選特進へのスライド合格有)
2/3AMS特選チャレンジコース(英語選択)(点数によって、S特選・特選特進に合格)
合格最低点は150点、倍率1.6倍
最後に、昨年度の大学合格実績です。
国公立32名、早慶上理63名、GMARCH161名
進学実績でなく、合格実績なので参考程度にご覧ください。
私の所感としては、上野毛近辺の生徒はアクセスも良く通いやすいのでオススメな学校です。
また、校長先生のお話で学校をよくしようという気持ちがよく伝わってきました。
今後の等々力にも期待大です。