まず1人目は、日本体育大学荏原高校に合格した
Kくん。
まぁ、この子にはすごく手を焼きましたね。。
今年の受験生の中で1番最初にB-fatに来た生徒です。
Kくんは、サッカーのクラブチームに所属していて、
高校でもサッカーを続けたいというのが、志望校を決める上での最優先順位でした。
そのために、中3になってからは内申点をあげるためにテスト対策テスト対策テスト対策。。。
1番印象に残っているのが、いつかの期末テストの授業中。
突然泣き出してしまったKくん。
私がプレッシャーをかけすぎてしまったのはあると思うのですが、彼はそこまでした方が本気になれると思っていました。
授業中泣き出してしまったので、外に連れ出し
落ち着くまで話を聞きました。
テストに向けて、不安しかないと。
ずっと勉強して、点数が上がるか分からないのが不安
高校に行けるか不安
9教科も勉強できるか不安。。。
それまでの1週間近くは厳しく接していましたが
泣くことと私に話すことによって、不安がだいぶ解消されたようで
そこからテストまでは、私が厳しく接するまでもなく
自ら勉強に励んでくれました。
その結果、目標とする点数に届き、受験をすることができ
今に至ります。
入試前は作文の対策として、毎日塾に来て作文を書いていました。
添削してかき直しての繰り返し。
あの一件以前のKくんであれば、また泣き出してしまったり
作文を何度も書くことから気げてしまうこともあったかもしれません。
でも今は、すっかり高校生になる準備も出来ました。
Kくんが中3になったころから、
高校ではサッカーも勉強も大変だけど、頑張りなさい。
今のままでは何も通用しないぞ。
と、私はKくんに何度も言っていました。
今になってその意味を理解してくれたのだと思います。
Kくんが入試で書いた作文、テーマは「高校での決意」でした。
Kくんが書いた内容は、
「部活と勉強の両立」でした。